目次
はじめに
宝くじを人生で一度は、買われたことがある人がいるのではないでしょうか。
何億円もの、お金が手に入るとするなら、
「嫌な仕事を辞められる」
「毎日美味しいものが食べられる」
「ブランド品をいっぱい買えられる」
「旅行に行き放題」
など、妄想が止まりません(笑)。
しかし、そう簡単に当たるものではありません。
還元率が圧倒的に低い
引用:宝くじ公式サイト
上の図を見てもらうと分かるように、
黄色の部分が購入した人に支払われる当選金です。
つまり、還元率だけで考えると、
あなたが1万円分の宝くじを買った瞬間に
5350円(控除分53.5%)を失ったことになるのです。
宝くじを販売している地方自治体や
その他金運営している融機関等からしてみると、
こんなに美味しい商売はないですよね。
宝くじは賭けた瞬間に、胴元が50%以上持っていく
悪徳商品だと言えます。
ありえないくらい当選確率が低いです。
たとえ、半分以上が胴元に持っていかれたとしても、
買わないと夢を掴むことはできないと考える人がいるでしょう。
当選確率があまりに低い
宝くじの当選確率は、ほぼ0%です。
2018年の1等当選金額は7億円でした。
しかし、その当選確率は2,000万分の1。
パーセントにすると、0.000005%。
これは東京ドーム(5万5,000人収容)363個の中から、たった1人が選ばれるのと同じ確率なんです。
引用:お金を学べる情報ポータル ファイグー
天文学的に当たりません。
お金をドブに捨てているようなものです。
当選しても幸せになれない?
宝くじに当選したら、お金を自由に使えて幸せになるのでは?と
思われるようですけど、実際はそうではないようです。
人間は失う恐怖に勝てない
宝くじなどで、いきなり大金を得た人は
今までと違う桁の数のお金を前に
「失う恐怖」を感じることになります。
お金遣いが荒くなってしまう
大金を得てしまうと、
豪邸や高級車、ブランド品などに浪費してしまいます。
一度、狂ってしまった「金銭感覚」を元に戻すことは簡単ではありません。
お金というのは、当たり前のことですが使うと減っていくものです。
お金目当ての悪い人の餌食になることも
宝くじに当たってしまうと、周りに伝えてしまいたくなります。
今まで普通に接した人たちの反応が、突如変わってしまうことがあります。
大金を持ってしまうと、自分自身が変わってしまい、
周囲のあなたに対する扱い方も徐々に変わってしまうものです。
お金目当ての悪い人たちと関わってしまうことになり、
様々なトラブルに巻き込まれてしまいます。
現実的に考える
「身も心もボロボロにして、働き続けるだけの毎日」
「宝くじでも一発当てないと、人生を逆転できない世の中」
こんな社会の中では、夢を見ることを否定はしません。
しかし、上述した通り、宝くじは還元率も低く、当たりません。
夢のまた夢の宝くじに一万円使うのならば、
もっと現実的にお金を使うようにしましょう。
お金を増やしたいなら、宝くじを買うのではなく、
株や投資信託を買うほうが賢い選択です。
お金に働かせ、資産所得を増やしていくのです。
急に、お金持ちになる人はいません。
お金持ちになれる人は、私たちの見えないところで
いろいろ考えたり、行動しています。
お金持ちになりたいのであれば、まずは行動が必要です。