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お金がある人が圧倒的に有利
おそらく、多くの人が数十万、数百万を元手に投資を始めることだと思います。
実際に、私も投資を始めたときは200万円程度のお金を手元に用意しました。
はっきり言って、数百万円程度のお金では話にはならないです。
最低でも、数千万程度のお金を用意する必要があります。
(億とか用意できればよいですが、一般人にはまず無理です。)
仮に、あなたが1000万円用意できたとして、
年利5%で運用できたとしても、1年間で50万円しか儲かりません。
さらに、そこから税金なども引かれてしまいます。
これがもし、1億円だとしたら、500万円になります。
利益が増えることはもちろんのこと、
手元に資金が多いことは、精神的余裕が生まれて、
無茶なトレードをしなくなります。
身体に不調が出てくる
手元の資金を減らすことは、もちろん苦痛ですが、
それ以上に身体に不調が出てきてしまいます。
数十万、数百万円の含み損や損切りをした日には、
激しい頭痛、腹痛、不眠、止まらない咳などで苦しむことも少なくなりません。
投資を本気でやったことのある人にしか、この苦しみは理解できないと思います。
トレードがうまくいかないときは、一旦相場から離れてみるのが良いです。
為替・商品の取引は難しい
為替は、通貨の価値が高くなるのか安くなるのかを予想する。メジャーな通貨は、ドル・ユーロ・円などがあります。
商品の取引は、金、原油などの資源などが主に挙げられます。
これらの取引は、大変ボラティリティが高く、
大きなリターンも見込めますが、リスクがとても高いです。
株は、基本的に右肩上がりに上がっていくものですが、
為替や商品は、そういう訳にはいかないです。
そもそも、予想すること自体が不可能と言ってもよいです。
初心者は、これらの取引には手を出さないのが無難です。
レバレッジ投資は危険
レバレッジ投資とは、簡単に言うと、
元手の保証金を担保に、何倍・何十倍、場合によっては何百倍もの資金で運用することができます。
ハイリスク・ハイリターンの劇薬と言ってもいいでしょう。
十分な資産管理を求められるので、上級者向けです。
はっきり言って、あまりおススメはしません。
多くの個人投資家が、この劇薬により、
資産を大きく減らしてしまいます。
やるとしても、短期間での取引で、
レバレッジを抑えて、損切りラインを事前に決めておきましょう。
労働の素晴らしさ
みなさんは、「労働」がお好きでしょうか?
私は、正直言って好きではないです。
おそらく、多くの人が仕方なくお金を稼ぐために働いているのでしょうか。
毎日毎日、貴重な時間を使い、疲れ果ててしまいますよね......
だが、そんな「労働」も投資を行っていると見え方が変わってきます。
投資を行っていると、当然地合いが悪く資産を減らしてしまう機会が出てきしまいます。
不安と焦りに駆り立ててしまいます。
だが、労働はとりあえずそこそこ真面目に働いていれば、
その対価として、「賃金」を受け取ることができます。
ブラック企業とかだと、また話は変わってきますが....
これって、実は素晴らしいことなんじゃないでしょうか。
コツコツと真面目に働いて、日常を生きていく。
当たり前のような環境にも、ありがたみが出てきてしまいます。
サラリーマンは時間が合わない
例外は除きますが、月~金の日中に働いている時間が多いと思います。
仕事中に、相場は見れない、取引はできません。
また、取引が最も多くのなるのが、ニューヨーク時間です。
日本時間で言うと、だいたい22時~翌朝の5時・6時くらいです。
日本人が、眠っているときに相場が大きく動くため、
リアルタイムでトレードすることは、簡単ではありません。
いわゆる投資のプロやそれを生業として生活している人は、
要人の発言や、政策金利・指標発表などに、
即座に対応してきます。
損切りは難しい
人って、「損」を確定させることが、とても苦手なんです。
「損切り」が大事だと考えている人は多くいると思いますが、
しっかりとルールを定めて実行できる人は、多くありません。
含み損を抱えてしまっても、いつかは戻るだろうと、
楽観的に自分の都合の良い方向に物事を考えてしまいます。
いわゆる「お祈りトレード」とかいうやつです。
損切りは、トレードを行ううえで重要です。
自分の中でルールを決めて行われるもので、
これができない人は、必ずと言っていいほど
市場からの退場を余儀なくされること間違いありありません。
利益確定はもっと難しい
人間の欲って、青天井なんだと感じます。
利益が出ていたら、それをもっと伸ばしたいと考えるものですが、
時間が経つとそれが買値(売値)まで戻ってしまいます。
不思議なことに、利益が出ている状態で自分の注文値まで価格が戻ると、
ものすごく損した気分になるんですよね。
結果的に、利益確定ができずに損切りばかりになってしまう。
そのため、自分の中で利益確定の値段を決めておき、
利が乗ったら利益を確定させていきましょう。